子供の安全・防音対策向けに必須の防音マットについて使用レビューをご紹介します。
先日ジャングルジムを購入したので、安全性と下階への防音性を考慮して悩んで決めました。
購入した防音マットは、極厚4㎝のプレイマットです。
防音マットの選び方、買って良かったおすすめポイントと使用レビューをご紹介します。
目次
- 子供の足音はなぜうるさいのか
ーどんな音を対策するべきなのか知ろう - 購入したマットは極厚4㎝のプレイマット
ー防音マットの選び方 - プレイマットのおすすめポイント
- 買ってみてわかったデメリット
- まとめ
子供の足音はなぜうるさいのか?

重量衝撃音と軽量衝撃音の違い
音の種類は大きく分けて2種類。
「重量衝撃音」と「軽量衝撃音」です。
重量衝撃音は、ドンっとしりもちをついたときのような重くて鈍い音のことです。
軽量衝撃音は、ピンヒールでカツカツと歩く時のような軽めの音のことです。
対策したい子供の出す音に当てはめてみると、重量衝撃音は
重量衝撃音の例
- 子供が歩いたり、走ったりする時の音
- 子供が尻餅をついた時の音
- 重くて大きいおもちゃが床に落ちた時の音
逆に軽量衝撃音は、こちら。
軽量衝撃音の例
- 軽いおもちゃを落とした時の音
- 積み木をガッシャーンと崩した時の音
- 小さなおもちゃを床にトントンと叩いた時の音

なぜ子供だけ足音がうるさいのか
ところでなぜ同じ足音でも、大人の足音は気にならず、子供の足音は気になるのでしょうか?


その理由は、歩き方。
子供の歩く様子と大人が歩く様子をよーく確認してみてください。
歩くときに、足のどの部分から着地していますか?
おそらく、音をたてないように意識している大人は、ややすり足気味だったり、足全体を一度に着地させて歩いている方が多いと思います。
逆に子供は、かかとから足を床につけ、順につま先側をつけ、最後に蹴り上げるようにして歩いているかと思います。
本当は子供のこの歩き方、とても良いことなのですが、子供は静かに歩くという手かげんができませんので、かかとが床に着くときに「ドン」という大きな音がなってしまうのです。
重量衝撃音に強い防音マット
我が家では、引っ越しをきっかけに子供部屋に防音マットを敷きました。
引っ越しのしばらく前から、児童館や子育て支援センターで使用されている防音マットをチェックしていたのですが、公共施設で使用されているだけあって、かなり高額な模様…。
先生や受付の方にどんな商品か聞いてみましたが、6畳分敷くと10万円以上するものもあったため、早々にあきらめました…。
床に敷くマットでは「ジョイントマット」や「コルクマット」が有名だと思います。これらのマットは、軽量衝撃音には強いのですが、重量衝撃音には弱いとのこと。
商品評価サイトの「360.Life」で子供の足音対策の防音マットの検査記事を発見し、家庭でも購入できる厚みのあるプレイマットの購入を決意しました。
選んだ防音マットは極厚4㎝
選んだ防音マットはコチラです。
先ほどの商品評価サイトで検査されていた4つのマットのうち、第二位と第一位のマットと同じ厚み4㎝以上の極厚マットです。
(カバー)ポリウレタン
(中身)ポリエチレン
素材は第一位のベビージャンクソンズのものと同じです。商品評価サイトで第一位になっていたベビージャンクソンズのマットの詳細はこちら。
私が購入したものは、ベビージャンクソンズよりも少し安価に入手できました。
サイズ展開も豊富で、部屋のサイズに合わせて約140cm×200cm×4cm 4段に分かれているものを2枚購入しました。
買ってわかったおすすめポイント
購入してみてわかった極厚防音プレイマットのおすすめポイントをご紹介します。
子供の足音(重量衝撃音)に強い!
さすがに厚さ4㎝だけあって防音性に優れていると思います。
下階で確認したわけではないので、マットを敷いた場所と敷いていない場所を比較したおおよその感覚になってしまいますが、小さなおもちゃを床に落とすような軽量衝撃音はほぼ吸収されていると感じます。
また、子供の足音に関してもかなり軽減されていると感じます。
掃除が楽
隠れたメリットですが、大判(1枚当たり約140cm×200cm×4cm)なので床の掃除が非常に楽です!
敷きっぱなしだとカビが生えてしまうのでは?と心配でしたので、マット下の床は定期的に掃除するつもりでした。
極厚プレイマットは、大判で2枚だけなので、マットの上に置いてあるおもちゃをどかしたらサッと持ち上げられます。
1枚あたり約6kgありますが、女性一人でも軽々持ち上げられます。
床の掃除をするときには、しばらく壁に立てかけて風通しを良くしています。
また、ジョイントマットと違って表面が凸凹していないので、掃除機も拭き掃除も楽々です。
仮に現在極厚プレイマットを敷いている場所に45㎝×45㎝のジョイントマットを敷き詰めると約24枚。これをどかして掃除してまたはめるとなると、掃除がおろそかになっていたでしょう…。
カラー展開が豊富
プレイマットはカラー展開も豊富です。
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我が家はインテリアに合わせて薄いグレー1色にしましたが、可愛いピンクカラーや水色カラーなどもありますので、可愛い子供部屋作りに一役買ってくれます。
ゴロゴロすると気持ちがいい!
こちらのプレイマット、厚みはあるものの、歩くと沈んでしまうほど柔らかいものではありません。
硬すぎず、柔らかすぎず。
触り心地はさらっとした柔らかいレザーのようです。
大人もゴロゴロしたくなるマットです。

買ってわかったデメリット
とても気に入っている極厚プレイマット、やはりデメリットもありますので、ご紹介します。
厚み4㎝のせいで躓きやすい
極厚4㎝は、防音性に優れているメリットがありながら、その厚みのせいで躓きやすいというデメリットが…。
躓いて転びそうな場所の先にあたってケガをしそうなものを置かない、部屋の隅に合わせて敷くなどの工夫が必要です。

上に重いものを載せると跡が残る
気になった点なので、購入前に楽天の出品業者さんへ質問させていただきましたところ、「重いものをおくと跡がつくのでおすすめしない」との回答をいただきました。
床全体に敷き詰めて、その上に机や椅子、本棚など重い物を載せるのには適していません。
我が家は、13.4kgのジャングルジムを置いていますが、サイズが大きく重量が分散されているからか、今のところ凹んだり、跡が残ったりしている様子はありません。
ジャングルジムを設置した話は使用レビューにまとめています。
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大判なので敷きたい場所のサイズとあったらラッキー
こちらは1枚あたり約140cm×200cm×4cmの大判サイズ。
大判故に掃除が楽というメリットがありますが、逆にサイズが決まっている以上、敷きたい場所のサイズとあうかどうかが重要です。
ジョイントマットのように45㎝だけ短く…ということができないので、事前によく確認してください。
極厚4㎝のプレイマットは、我が家が購入したサイズ以外にも、サイズ展開がありますので、チェックしてみてくださいね。
まとめ
極厚4㎝のプレイマットについてレビューをご紹介しました。
プレイマットを敷いてから、以前よりも明らかに防音性が増しましたし、4㎝のクッションがあるので、子供のけが防止に一役かってくれています。
プレイマットを敷く前は、下階の方への音が気になってしまいましたが、以前よりも子供の動きを制止させることが減り、自分も楽になりました。
