くもんが毎年発表している「くもんのすいせん図書」
乳児から小学生まで難易度別におすすめの絵本・図書がまとめられています。
3歳までに1万冊読み聞かせたい絵本。大人は選ぶだけでも大変ですよね。図書館で眺めて選ぶ体験も大切ですが、手軽に一覧表に沿って選ぶのもおすすめ。
くもんすいせん図書とは?くもんすいせん図書がおすすめ理由はコチラをご覧ください。
くもんすいせん図書の中でも0歳・1歳向けの【5A】を一覧&一言感想付きでお届けします。
くもんの推薦図書【5A】
2020年度版「くもんすいせん図書一覧表」に基づいてご紹介します。
【5A】は主に0歳・1歳向けの絵本です。
くもんすいせん図書の一覧表はくもん公式HPで印刷できます。
くもんのうた200えほん
出版:くもん出版
どうぶつのおやこ
著者:藪内正幸
出版:福音館書店
字のない絵本です。写真のように忠実に描かれた動物の親子のイラスト。
文字のない絵本、あえて無音で楽しむというのもいい。子供が思い思いにイメージを膨らませて楽しんでくれます。
大きくなった
著者:まついのりこ
出版:偕成社
「大」と「小」を分かりやすく学べる絵本。
おかあさんだ
著者:まついのりこ
出版:偕成社
動物の赤ちゃんが泣いている…。お母さんが来るとみんな笑顔になるよ!ほっこりする絵本。
じょうずじょうず
著者:まついのりこ
出版:偕成社
「〇〇できるかな?」「じょうずじょうず」の繰り返し。お子さんも負けじと積み木を積んだり、ぬいぐるみをおんぶしてくれたりするはず。
いないいないばあ
著者:松谷みよ子 絵:瀬川康男
出版:童心社
ファーストブックとして人気の松谷みよ子の「いないいないばあ」
くだもの
著者:平山和子
出版:福音館書店
写実的で優しい絵が人気の絵本。子供がつい摘まんで口に持ってきてしまうほど美味しそう。
この本を読んだら、ぜひスーパーでくだものを見つけて子供と味わってみてほしい。
あがりめさがりめ
著者:ましませつこ
出版:こぐま社
手遊びうたの本。「いっぽんばし」「だるまさん」なども。楽譜も載っています。
じどうしゃ
著者:寺島龍一
出版:福音館書店
字のない絵本。表紙に描かれたダンプトラックからスタートし、徐々に視点が変わり、次々と車が現れてきます。絵本をめくるだけでその空間にいるような不思議な感覚になります。
1966年発行の古い絵本なので、今ではみれない形の車両が登場。それはそれで面白い。
じのないえほん
著者:ブルーナ 訳:いしいももこ
出版:福音館書店
ブルーナの絵本。文字通り「文字のない絵本」です。朝起きてから寝るまでの1日が描かれています。字がないということは自由に作れるともとれます。読み手が感じ取ったことから想像を膨らませて読み聞かせてみて。読むたびに新しい発見があるのが面白い。
じゃあじゃあびりびり
著者:まついのりこ
出版:偕成社
ファーストブックとして長年人気を誇る。家に1冊ほしい。
じゃあじゃあびりびりは0歳からおすすめなだけでなく、暗唱や文字を覚えるツールとして長く活用できる絵本。
詳しくは「じゃあじゃあびりびり」がファーストブックとして愛される理由にまとめています。
バナナです
著者:川端誠
出版:文化出版局
ひたすら「バナナです」が繰り返される。木でなったバナナがみんなの口に入るまで。バナナ好きな子ならヒット間違いなし。
かぞえてみよう
著者:安野光雅
出版:講談社
知育的要素が強い。文字はなし。1~12まで各ページに田舎の情景が描かれている。一緒にかぞえてみよう。
著者は、画家として有名な安野光雅さん。2020年に亡くなりました。
おひさまあはは
著者:前川かずお
出版:こぐま社
なにいろ?
著者:本信公久
出版:こぐま社
のびのびのーん
著者:川上隆子
出版:アリス館
子供がクレヨンで書いたかのような堂々としたタッチの絵が特徴。
読み聞かせながら、「のびのびのーん」と体も一緒に伸ばしてみて。
もこもこもこ
著者:たにかわしゅんたろう 絵:もとながさだまさ
出版:文研出版
不思議な絵本。子供の感性をくすぐってくれる。お話し会でもよく登場する人気の絵本。
かおかおどんなかお
著者:柳原良平
出版:こぐま社
楽しい顔、悲しい顔、怒った顔、様々な顔が登場。抑揚をつけて読みやすく、大きな絵で0歳でも親しみやすそう。まねっこしてもおもしろい。
ねこがいっぱい
著者:スカール 訳:やぶきみちこ
出版:福音館書店
太い猫と細い猫、大きい猫と小さい猫、対比する猫が次々と登場。
やさい
著者:平山和子
出版:福音館書店
写実的で美しい絵。この絵本を読んだら、子供と一緒に冷蔵庫の中にある野菜を出して見比べてみてください。
どうなってるのこうなってるの
著者:鈴木まもる
出版:金の星社
車、恐竜、電車、東京ドーム、中はどうなっているの?図がわかりやすい。
きったんばっこん
著者:なおえよしを 絵:上野紀子
出版:文化出版局
こんにちは
著者:わたなべしげお 絵:おおともやすお
出版:福音館書店
くまの坊やが会う人会う人「こんにちは」と挨拶していく本。挨拶について学べる。
くっついた
著者:三浦太郎
出版:こぐま社
ファーストブックとして人気の絵本。「くっついた」を読み聞かせたら、お子さんとほっぺたをくっつけてみてくださいね。
がたんごとんがたんごとん
著者:安西水丸
出版:福音館書店
こちらもブックファーストでよく配付されている絵本。「がたんごとん がたんごとん」とテンポのよい言葉が連続して登場。0歳からおすすめ。
きゅっきゅっきゅ
著者:林明子
出版:福音館書店
くもん推薦図書5Aの中では文字数やや多め。子供がぬいぐるみのお口をきゅっきゅっきゅと拭いてあげる。最後はお母さんに拭いてもらおう。
みんなうんち
著者:五味太郎
出版:福音館書店
動物のうんちが次々と登場します。
くまさんくまさんなにみてるの?
著者:マーチン 絵:エリックカール
出版:偕成社
エリックカールの絵本。同じフレーズの言葉が繰り返し登場する。英語版もおすすめ。
コロちゃんはどこ?
著者:エリックヒル
出版:評論社
お母さんがコロちゃんを探すしかけ絵本。「where is spot!?」という題で英語版も出版されています。こちらは初めての英語絵本にもおすすめ。
おやすみ
著者:なかがわえりこ 絵:やまわきゆりこ
出版:グランまま社
寝る前のルーティンにおすすめしたい絵本。
いやだいやだの絵本
著者:せなけいこ
出版:福音館書店
せなけいこさんの「いやだいやだの絵本」4冊セット。有名な「ねないこだれだ」も入っています。意外と怖い。
0歳・1歳で一度読んだよという方も、子供が大きくなったらもう一度読んでみてほしい。どの絵本も深い教訓があり、年齢によって感じ方が異なるかも。
にんじん
もじゃもじゃ
いやだいやだ
ねないこだれだ
あーんあーんの絵本
著者:せなけいこ
出版:福音館書店
せないけいこさんの「あーんあーんの絵本」4冊セット。
深い教訓を与える絵本。「ふうせんねこ」は怒ってばかりのネコが最後は風船になって飛んで行ってしまう…!「きれいなはこ」は悪いことをした猫と犬がオバケにされてしまう…!
その余韻が考えさせられます。
ふうせんねこ
きれいなはこ
ルルちゃんのくつした
あーんあーん
きんぎょがにげた
著者:五味太郎
出版:福音館書店
「きんぎょがにげた どこ?」隠れた金魚を子供と一緒に探します。0歳の頃がお母さんんが見つけて、大きくなると自分で「ここ!」と教えてくれるように。
たまごのあかちゃん
著者:かんざわとしこ 絵:やぎゅうげんいちろう
出版:福音館書店
はっきりとした色遣いと同じフレーズの繰り返しで0歳の赤ちゃんにおすすめの絵本。
ゆうたはともだち
著者:きたやまようこ
出版:あかね書房
ゆうたくんちのいばりいぬシリーズ。独特な言い回しと雰囲気のある絵本。
りんごがドスーン
著者:多田ヒロシ
出版:文研出版
大きな大きなリンゴがどすーんと落ちてきた。動物たちがやってきてリンゴを食べる。むしゃむしゃ、ちゅうちゅう、しゃりしゃり、バリバリ、いろいろな動物が色々な音を立てながら食べる。
音が面白い本。0歳からおすすめ。
どうすればいいのかな?
著者:わたなべしげお 絵:おおともやすお
出版:福音館書店
パンツを頭にかぶってしまったり、帽子を足に履いてしまったり、あれ?何か違う。くすっと笑えるほっこり絵本。
ぞうくんのさんぽ
著者:なかのひろたか レタリング:なかのまさたか
出版:福音館書店
力持ちのぞうくんだけど、みんなをおんぶすると…?優しいタッチの絵柄で文字は少し多め。
しろくまちゃんのホットケーキ
著者:わかやまけん
出版:こぐま社
おやすみなさいコッコさん
著者:片山健
出版:福音館書店
お休み前のルーティンに。まったりとした雰囲気で、ゆっくりとした口調で読むと段々眠くなってきます。
このいろなあに?
著者:せなけいこ
出版:金の星社
知育的要素が強い絵本。「色」を学ぶのにおすすめ。
うしろにいるのだあれ
著者:accototo(ふくだとしお+あきこ)
出版:幻冬舎
知育的要素が強い絵本。上下前後ろが学べる。
カメの後ろにいるのは?ゾウの前にいるのは?鳥の上にいるのは?最後はあれれ?
かにこちゃん
著者:きしだえりこ 絵:ほりうちせいいち
出版:くもん出版
かにこちゃんの1日が描かれている。ほんわかする絵本。
いろいろたまご
著者:山岡ひかる
出版:くもん出版
台所育児に向けて。卵焼き、目玉焼き、ゆで卵など。この絵本を読んだら、一緒に作ってみたい。
おふろでちゃぷちゃぷ
著者:松谷みよ子 絵:岩崎ちひろ
出版:童心社
松谷みよ子さんの絵本。なかなかお風呂に入りたがらない時にどうぞ。
もしもしおでんわ
著者:松谷みよ子 絵:岩崎ちひろ
出版:童心社
松谷みよ子さんの絵本。今や珍しい黒電話が登場します。
さんぽのしるし
著者:五味太郎
出版:福音館書店
うさぎが散歩していると、様々な「しるし」を発見。「歩いて行こう」のしるし、「階段」のしるし、「橋」のしるし、これは何のしるしかな?
ページをめくる前に子供に聞きながら読み聞かせると面白い。
トイレいけるかな?
著者:わらべきみか
出版:ひさかたチャイルド
トイトレに向けて。
のってのって
著者:くろいけん
出版:あかね書房
こぐまちゃんのうんてんしゅ
著者:わかやまけん
出版:こぐま社
こいぬのくんくん
著者:ブルーナ 訳:まつおかきょうこ
出版:福音館書店
ブルーナの絵本。
プータンいまなんじ?
著者:わだよしおみ 絵:ならさかともこ
出版:JULA出版局
時計と時間について学べる絵本。実際に針を動かせる時計が付いているのがポイント。
文字は5Aの中ではかなり多めです。
2021年度新たに加わった絵本
くもんすいせん図書は、毎年見直しが行われています。2021年度に新たに5Aに加えられたのは次の1冊。
※代わりに「どうなっているの こうなっているの」がリストからなくなりました。
ぴょーん
著者:まつおかたつひで
出版:ポプラ社
縦に開くタイプの絵本。「子猫が…」ページを開くと「ぴょーん」と飛び跳ねます。読み手がもう一人いたら、ぜひ読み聞かせと合わせて子供を高い高いさせてみて。
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絵本選びに迷ったら、くもんすいせん図書がおすすめ
くもんすいせん図書5Aについてご紹介しました。
いかがでしたか?リストに沿って読んでみると、普段出会えないような絵本と出会って、新たな発見があることも。絵本選びを楽しんでみてくださいね。
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