赤ちゃんが生まれたら必ず取り入れたい絵本遊び。
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、赤ちゃんはパパやママの声が大好き。
絵本の内容はまだわからないと思いますが、大好きなパパやママが遊んでくれることを喜んでくれます。
数ある絵本の中で、生まれたばかりの赤ちゃんにおすすめのファーストブックをまとめました。
ちびっこぴぼっとでは、子供のやる気を引き出す育児を目指して育児に奮闘するママが、育児ママにおすすめしたい情報を発信しています。
0歳の絵本遊びは親子のコミュニケーション
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ視力も弱く絵本を読み聞かせても内容まではわからないそう。
それでも0歳から絵本の読み聞かせが推奨されているのにはワケがあります。
親子のコミュニケーションで赤ちゃんに安心感が生まれる
ひざの上に赤ちゃんをのせて読み聞かせたり、向かい合って読み聞かせたり、絵本を読む際には、赤ちゃんと親の距離感が近くなりますよね。また、赤ちゃんはママやパパの声をきくと安心します。赤ちゃんとの信頼関係を築くためには、安心感をはぐくむことはとても重要です。
表情豊かになる
絵本では笑ったり、泣いたり、驚いたり、怒ったり、様々な表情が登場します。
絵本を読み聞かせるときには、ママやパパもその表情に合わせてトーンを変えたりしますよね。その声や表情を見たり聞いたりしてまねっこをし、表情豊かになっていきます。
絵本を読む習慣をつける
本を読むということは「語彙力が増える」「想像力が豊かになる」など子供だけでなく大人にもメリットがあります。
0歳の赤ちゃんは言葉やストーリーを理解することは難しいと思いますが、ストーリーが理解できる年齢になってからいきなり絵本遊びを始めてもなかなかなじめないことも。
0歳のうちから絵本を読む習慣をつけておくと、大きくなっても一人で本を読む習慣をつけることができますよ。
1.じゃあじゃあびりびり
じゃあじゃあびりびり/まついのりこ(作)
はじめての絵本に一番おすすめしたいのがまついのりこさんの「じゃあじゃあびりびり」
タイトルにある「みず じゃあじゃあじゃあ」や「かみ びりびりびり」をはじめ、車、飛行機、掃除機、踏切、猫など生活の中で登場する様々な音が、カラフルなイラストとともに登場する絵本です。
「じゃあじゃあびりびり」は1983年に発売されてから、40年以上愛され続けている絵本。「じゃあじゃあびりびり」が有名になったのは、2011年にスタートしたブックスタート事業がきっかけ。
全国の自治体が実施している絵本の普及活動で、親子に絵本を手渡してくれます。
この「ブックスタート」に選ばれたことがきっかけで、「じゃあじゃあびりびり」がより多くの人の目に触れるようになり、同時に「ファーストブック」としての地位を確立しました。
「じゃあじゃあびりびり」については、「じゃあじゃあびりびり」がファーストブックとして愛される理由で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧になってください。
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まついのりこさん「じゃあじゃあびりびり」がファーストブックとして愛される理由
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2.がたんごとん
がたんごとん/安西水丸(さく)
客席が空っぽの電車が走ってきます。「のせてくださーい」というと哺乳瓶やコップやスプーンたちが順番に乗車していきます。
文字は「がたんごとん」と「のせてくださーい」だけ。繰り返し登場する「がたんごとん」という擬音語が赤ちゃんの心をくすぐってくれるはず。
「じゃあじゃあびりびり」と同じく、ブックスタート事業で配布されている絵本です。
3.バナナです
バナナです/川端誠(さく・え)
「バナナです」という言葉がひたすら繰り返されます。バナナが木になり、食べごろになり、一つ取って、剥いて、食べるまでが1ページずつ展開されます。
くもんすいせん図書にも選ばれています。
くもんすいせん図書は公文式が毎年発表している推薦図書一覧。0歳から大人までレベル別にまとめられているので、0歳からの絵本選びにおすすめです。
詳しくは、絵本選びに迷ったらくもんすいせん図書がおすすめ【0歳・1歳・2歳から】をご覧ください。
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絵本選びに迷ったらくもんすいせん図書がおすすめ|0歳/1歳/2歳から
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4.いないいないばあっ!
いないいないばあ/松谷 みよ子 (作)、瀬川 康男 (絵)
松谷みよ子さんの「いないいないばあっ!」は1967年に発売されてから50年以上、赤ちゃんを楽しませてきたロングセラーの絵本です。優しいタッチの絵が特徴です。
おめめを隠したネコが「にゃあにゃあが ほらほら いないいない」ページをめくると、パッチリおめめのネコが「ばあ」と登場します。次から次へと動物たちが「いないいないばあ!」をする絵本。
5.おひさま あはは
おひさま あはは/前川かずお(さく)
「おひさまあはは」は、太陽や動物のたくさんの笑顔が繰り返される絵本。「あはは」という笑い声とともに描かれる満面の笑みは、読んでいる大人も聞いている赤ちゃんも笑顔になれるパワーが秘められています。
6.もこ もこもこ
もこもこもこ/谷川俊太郎(作)、元永定正(絵)
ストーリー性のない不思議な絵本。山なのか、岩なのか…なんだかわからない。「もこ」「にょき」と不思議な響きと情景。
「これはなんだろう」想像力を掻き立てられます。不思議と引き込まれてしまう絵本。
7.くっついた
くっついた/三浦太郎(作)
「くっついた」はゾウさんとゾウさんが鼻をくっつけあったり、お猿さんとお猿さんが手をつないだり、同じ動物がドンドンくっつくお話。最後には、私(子供)とお母さんがくっつき、パパもくっついて笑顔でおしまい。
8.ぴょーん
ぴょーん/まつおかたつひで(さく・え)
かえるや犬、ねこなどの動物が順番にぴょーんとジャンプするお話。
「ぴょーん」の面白い点は、動物がジャンプするのと同じ方向、縦向きに開く絵本です。大人が2人いたら、ぜひ読み聞かせ役と、赤ちゃんを「高い高い」する役に分かれて楽しんでみてください。
「ぴょーん」は2021年新たに「くもんすいせん図書5A」に追加されました。くもんすいせん図書5Aは0歳~1歳向けの絵本が50冊。
ファーストブックの次は、【0~1歳向け】くもん推薦図書5Aがおすすめです。
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【絵本の選び方】2021年度版くもん推薦図書5A一覧&一言感想<0歳/1歳おすすめ絵本>
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9.くだもの
くだもの/平山和子(さく)
りんごやミカンといった身近な食べ物が登場する絵本。なんといっても平山和子さんの写実的な絵が美しい。
ただ単に読み聞かせるだけでなく、実際のくだものを絵本と照らし合わせてみたり、読み聞かせながら、その果物がどんな味がして、いつどこになるものなのか話してみたり、自由に広げていける絵本。
10.だるまさんが
だるまさんが/かがくいひろし(作)
近年ファーストブックとして人気を確立してきた「だるまさんシリーズ」
2008年出版と、比較的新しい絵本です。「ぷしゅー」「どて」など音の響きも面白い。
「だるまさんが」の他に「だるまさんの」「だるまさんと」の2冊あり。3冊セットのボックス入りタイプも発売されているので、出産祝いにもおすすめのシリーズです。
まとめ
ファーストブックにおすすめの絵本を紹介しました。いかがでしたか?
絵本は、0歳の赤ちゃんとのコミュニケーションに最適。絵本の読み聞かせで赤ちゃんとのふれあい遊びを楽しんでくださいね。
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