くもんが毎年発表している「くもんのすいせん図書」
乳児から小学生まで難易度別におすすめの絵本・図書がまとめられています。
3歳までに1万冊読み聞かせたい絵本。大人は選ぶだけでも大変ですよね。図書館で眺めて選ぶ体験も大切ですが、手軽に一覧表に沿って選ぶのもおすすめ。
くもんすいせん図書とは?くもんすいせん図書がおすすめ理由はコチラをご覧ください。
くもんすいせん図書の中でも、2歳・3歳向けの【3A】を一覧&一言感想付きでお届けします。
くもんの推薦図書【3A】
2021年度版「くもんすいせん図書一覧表」に基づいてご紹介します。
くもんすいせん図書の一覧表はくもん公式HPで印刷できます。
【3A】は2歳、3歳向けの絵本です。
はらぺこあおむし
著者:エリックカール
出版:偕成社
言わずもがな知れたエリックカールの名作です。
バスでおでかけ
著者:間瀬なおたか
出版:ひさかたチャイルド
どうぶつはやくちあいうえお
著者:きしだえりこ 絵:かたやまけん
出版:のら書店
ちいさなたまねぎさん
著者:せなけいこ
出版:金の星社
せなけいこさんらしい一冊。ジャガイモさんを狙ってキッチンに忍び込むねずみに野菜さんやお皿、おたまといったキッチンの仲間たちが奮闘するお話。最後は、玉ねぎさんが必殺技を出して…!読み終わったら、なぜ玉ねぎさんがねずみを追い払うことができたのか、台所で一緒に玉ねぎを切ってみるとよさそう。
にんじんさんがあかいわけ
著者:松谷みよ子 絵:ひらやまえいぞう
出版:童心社
タイトル通り「にんじんさんがあかいわけ」についてストーリーが進むのですが、なんでだと思います?クスっと笑ってしまう内容です。
文字数は多くありませんが、内容の理解を深めるには、3歳頃からが楽しめそうです。
あおくんときいろちゃん
著者:レオ・レオニ 訳:藤田圭雄
出版:至光社
レオ・レオニの名作。
まほうのコップ
著者:長谷川摂子 写真:川島敏生
出版:福音館書店
きつねとねずみ
著者:ビアンキ 絵:山田三郎
出版:福音館書店
こいぬがうまれるよ
写真:コール・ウェクスラー
出版:福音館書店
絵ではなく、写真の絵本。子犬の「ソーセージ」が生まれてからの成長を、やがてソーセージの飼い主となる、隣人の「わたし」の目線で綴られています。「命」の誕生や成長について学べる絵本。
とても懐かしい気持ちになりました。
わたし
著者:谷川俊太郎 絵:長新太
出版:福音館書店
「わたし」って何だろう?自分から見ると「わたし」なのですが、お母さんから見ると?先生から見ると?叔父さんからみると?
「自分」という存在を客観的に考えてみるきっかけに。
わたしのワンピース
著者:にしまきかやこ
出版:こぐま社
白い端切れで作ったワンピース、お花畑に行くと花柄になり、雨の日は雨模様…。次はどうなってしまうの?
先を想像しながら読むと面白い。
ぼくとおとうさん
著者:宮本忠夫
出版:くもん出版
くもん出版の絵本。お父さんと子供の絆に関する絵本を探している方に。お父さんが読み聞かせる絵本としてもよさそう。
ぼくとおかあさん
著者:宮本忠夫
出版:くもん出版
ぼちぼちいこか
絵:セイラー・グロスマン
出版:偕成社
関西弁の絵本です。カバくんは大きくて重いので、なかなかうまくことが進まない。
ユーモアあふれる絵本。
ちびゴリラのちびちび
著者:ボーンスタイン 訳:いわたみみ
出版:ぽるぷ出版
森のみんなは、ちびゴリラのちびちびのことが大好き。最後は、ちびちびが成長して、とっても大きくなるのですが…、やっぱりみんなはちびちびのことが大好き。
とてもほっこりする絵本です。
おいうえおばけだぞ
著者:五味太郎
出版:絵本館
しろくまのパンツ
著者:tupera tupera
出版:ブロンズ新社
※2021年度から新たにくもんすいせん図書に加わりました。
みんな素敵なパンツ履いているけど、しろくまさんは…?最後のオチが面白い。
ティッチ
著者:ハッチンス 訳:いしいももこ
出版:福音館書店
14ひきのあさごはん
著者:いわむらかずお
出版:童心社
子供たち、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、大家族が協力しあって生活していく「力を合わせること」を伝えられる名作だなと思っています。
「14ひきのあさごはん」は、家族みんなで協力して朝ごはんを作るまでの話。木のみを取りに行ったり、パンを焼いたり、みんなそれぞれ自分の役割があります。
最後はそろって「いただきます」
14ひきのおつきみ
著者:いわむらかずお
出版:童心社
続いて14ひきシリーズの「14ひきのおつきみ」
はけたよはけたよ
著者:かんざわとしこ 絵:にしまきかやこ
出版:偕成社
たつくんはパンツが履くのが苦手。一本足で立つとふらふらしてドテンと倒れてしまうから。
じゃあ履かなくていいや!とスッポンポンで外に出てみると、動物たちがしっぽのないたつくんのツルンツルンのお尻をみて笑います。
悔しいたつくん、家に帰ると…とある方法でパンツが上手に履けました!
お母さんがぬってくれた赤いズボンも履いてお出かけしたら、動物たちの羨ましそうなこと!
まよなかのだいどころ
著者:センダック 訳:じんぐうてるお
出版:冨山房
まるで歌を歌っているかのような軽快なテンポで読み進められる絵本。
朝、みんながパンを食べられるのはなんでかな?夢の中のような…ちょっと非現実な世界に飛び込んでみよう。
パパ、お月さまをとって!
著者:エリックカール 訳:もりひさし
出版:偕成社
エリックカールの名作。
なにをたべてきたの?
著者:岸田衿子 絵:長野博一
出版:佼成出版社
りんごを食べると、おなかに赤い色がついて、とてもきれい!
最後に食べたのは、なんと石鹸で……。美しい色彩の世界が広がる空想豊かな絵本。
てぶくろ
絵:ラチョフ 訳:うちだりさこ
出版:福音館書店
ウクライナの民話。訳は「おおきなかぶ」を訳したうちだりさこさん。日本では1965年に訳され長く愛されてきた絵本。
しずかなおはなし
著者:マルシャーク 絵:レーベデフ
出版:福音館書店
おばあさんのすぷーん
著者:神沢利子 絵:富山妙子
出版:福音館書店
途中でスプーンに顔を映す動物たちの描写が。なぜ逆さまになるの?なぜ細く見えたり、太く見えたりするの?実際に、自分でスプーンをのぞき込み、観察してみて。
バムとケロのにちようび
著者:島田ゆか
出版:文渓堂
テンポがよくてとっても面白い!シリーズでおすすめしたいバムとケロの1冊。
三びきのやぎのがらがらどん
絵:ブラウン 訳:せたていじ
出版:福音館書店
世界傑作絵本シリーズ。ノルウェーの昔話。
自分が子供のころに読んだことがある方も多いのではないでしょうか?外せない名作。
くじらだ!
著者:五味太郎
出版:岩崎書店
五味さんらしい1冊。渡り鳥が街の一番高いところにとまって、「くじらだ!」と騒ぐ。町の人々は総出で湖に出てクジラを探すが、一向に現れない。本当にクジラはいるの?
最後はなるほどね!という展開。
おばけのバーバパパ
著者:チゾン/テイラー 訳:やましたはるお
出版:偕成社
バーバパパシリーズの1作目。バーバパパは言わずもがな有名なキャラクターですが、どうやって生まれたのか、どんな風に人気者になっていったのか、この絵本を読むまで知りませんでした…!ぜひ読んでみて!
みずたまり
著者:殿内真帆
出版:フレーベル館
雨の季節に読みたい1冊。ふくちゃんとみずたまりのお話。みずたまりは、ふくちゃんに見たものを毎日聞かせてくれます。やがて段々小さくなっていって…。
くれよんのはなし
著者:フリーマン 訳:きじまはじめ
出版:ぽるぷ出版
途中でハラハラする場面もあるけど、あっと驚くアイディアで安心できる結末に。ほっこりしたイラストとほっこり優しい気持ちになれる絵本。
ゆきのひ
著者:キーツ 訳:きじまはじめ
出版:偕成社
子どものころ、雪が降ると「わあ!」とわくわくした経験はありますか?朝起きると一面雪の世界。何して遊ぼうかな?そんな子供のワクワクした気持ちや小さな大冒険が描かれた絵本。絵が美しい。
こんたのおつかい
著者:田中友佳子
出版:徳間書店
おつかいを頼まれた子ぎつねのコンタ。お母さんに通ってはいけないと言われた「もりのみち」をどうしても通りたくなってしまって…。もりのみちには怖い物がいっぱい!ドキドキ、ハラハラ、最後は大笑いな絵本。
いたずらコヨーテ キュウ
著者:どいかや
出版:BL出版
コヨーテのキュウは、いじわるでいたずら好きで困り者。ハイエナのロクともしょっちゅうケンカをしています。そんなある日、幹の中の虫を食べていたキュウの口が、穴から抜けなくなって…。
いつもいたずらばかりしていたので、助けを求めようとしても理解されなかったり、怖がられたり、なかなか助けてもらえません。人に意地悪をしていると、いざというときに自分が困ってしまうことをわかりやすく伝えられる。
かみひこうき
著者:小林実 絵:林明子
出版:福音館書店
一言にかみひこうきと言っても、折り方は様々。こんな風におるとどうなるかな?どんなふうに飛ぶかな?福音館書店の「かがくのとも」シリーズより。
もくもくやかん
著者:かがくいひろし
出版:講談社
大人気「だるまさんシリーズ」のかがくいひろしの絵本。それは何日も何日も雨が降らず、大地が干あがっていたときのこと。集まったのはやかん、ポット、じょうろにきゅうす。さてさて、何が起きるのかな? 雨ふりがたのしくなる、ふしぎなお話。
ひとあしひとあし
著者:レオレオニ 訳:谷川俊太郎
出版:好学社
レオ・レオニの美しい絵本。しゃくとり虫、見たことあるけどどんな虫か知ってる?ほかの虫や鳥たちに食べられてしまいそうになるけど、奇想天外なアイディアで切り抜けます。
トマトさん
著者:田中清代
出版:福音館書店
福音館のこどものともシリーズより。本当はみんなと同じように川で泳ぎたいけど素直になれないトマトさん。はじめはみんなの気遣いを突っぱねてしまうけど、最後は…。
しゅっぱつしんこう!
著者:山本忠敬
出版:福音館書店
みよちゃんとお母さんが特急列車、急行列車、普通列車を乗り換えて、山の田舎に住むおじいさんに会いに行くお話。
我が家では、息子が1歳半頃購入しました。当時1歳の息子には少し長めのお話でしたが、乗り物好きの息子は集中して聞いてくれました。(もう一回コールが!)
昭和の風景がそれまた良い味を出しています。
電車好きにおすすめの絵本まとめ<0歳/1歳/2歳/3歳の子鉄絵本>でもご紹介しています。
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電車好きにおすすめの絵本年齢別まとめ<0歳/1歳/2歳/3歳の子鉄絵本>
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ラチとらいおん
著者:ベロニカ 訳:とくながやすもと
出版:福音館書店
弱虫で何もできなかったラチが、強く勇気のある子どもになる成長物語。
なにをかこうかな
著者:レイ 訳:中川健蔵
出版:文化出版局
あ
著者:大槻あかね
出版:福音館書店
福音館のこどものともシリーズ。文字は少なく、写真メインのお話。文字はすくないけれど、読み聞かせる年齢によって受け取り方や楽しみ方が変わりそう。
さくら
著者:長谷川摂子 絵:矢間芳子
出版:福音館書店
福音館のちいさなかがくのともシリーズ。春に読みたい1冊。
さくらの木の1年が詳しく描かれている説明型の絵本。春に咲いた桜の花が散ったあと、どんなふうに夏・秋・冬を過ごし、また春を迎えるのか。イラストも文もわかりやすいので、植物の生長や変化を学ぶのにとても良い1冊。
ガンビーさんのドライブ
著者:バーニンガム 訳:みつよしなつや
出版:ぽるぷ出版
それぞれが好き勝手なことをするとうまくいかないけれど、みんなで力を合わせるとうまく成し遂げられるというメッセージが込められた絵本。全国学校図書館協議会選定図書、日本図書館協会選定図書、日本子どもの本研究会選定図書となっています。
もったいないばあさん
著者:真珠まりこ
出版:講談社
もったいないばあさんが来るよ。お皿の上の食べ残し、お茶碗についたごはんつぶ。もったいなーいと言ってくるよ。「もったいない」ってどういう意味? ものを大切にする心がそだつ絵本。
だるまちゃんとてんぐちゃん
著者:加古里子
出版:福音館書店
こどものとも傑作集の1つ。加古里子だるまちゃんシリーズの第1作目。大好きな友だちと同じものにあこがれる、子どもの純粋な気持ちがストレートに伝わってくるロングセラー絵本。
あいうえおうさま
著者:寺村輝夫 絵:和歌山静子
出版:理論社
ピッツァぼうや
著者:スタイグ 訳:木坂涼
出版:らんか社
ユニークでとても面白い!
雨が降ったので外に遊びに行けなくなったピート。そんなピートをみて、お父さんはピザ遊びを始めます。子供をピザの生地に見立ててこねたり伸ばしたり、具材を乗せたり…。
2歳・3歳におすすめのくもんすいせん図書
くもんすいせん図書3Aの絵本についてご紹介しました。
いかがでしたか?リストに沿って読んでみると、普段自分では選ばないような絵本と出会え、新たな発見があることも。